今回は元彼と復縁したい女性が有利に話を進めることができる男性心理について解説致します。
「元彼と復縁したいけど、振られたらムリ?」
「元彼と会う機会はあるけど、どう見ても脈がない。諦めた方がいいの…?」
決してそんなことはありません。
男性は女性よりも比較的単純なので、恋愛時に表れる心理的傾向を事前に把握することで復縁活動もスムーズに進められるのです。
ただし、心理的傾向とはあくまで「多くの人が当てはまる傾向がある」という話であり、100%当てはまると断言することはできません。
実際はケースバイケースで、最終的には現場での判断が重要になることを事前に踏まえたうえでご一読ください。
復縁活動を円滑にする男性の心理的傾向
別れたばかりのタイミングでの復縁希望は難しいですが、現時点で元彼の態度も素っ気なく、難しいからという理由だけで諦める必要はありません。
状況の変化に気を配りつつ、男性が持つ心理的傾向を抑えて適切なアタックができれば復縁はうまくいくものです。
今後の復縁活動が上手くいくかどうかも、男性心理を知っているか知らないかだけでも大きく結果も違ってくるので、ご参考にして頂ければ幸いです。
【一貫性の法則】別れてから1か月以内は復縁を迫っても「No」の可能性が高い
人間には「一貫性の法則」といって、自分の言動が矛盾することに対し違和感を感じるので、常に自身の言動には一貫性を持ちたいという心理があります。
これを恋愛に当てはめると、元彼があなたのことを嫌いでなくとも「一度終わった恋なのだから、仮に復縁を迫られてもOKする訳にはいかない」ということになります。
だからこそ、別れてからすぐに復縁を迫っても失敗してしまうのです。
あなたが振られた側ですぐに復縁を迫っても、基本的に元彼の答えは「NO」の可能性が高いでしょう。
仮にあなたから元彼を振っていたとしても、お互い納得して別れたのなら「一度、別れるという結果に納得している」ので、ここでも一貫性の法則が働きます。
あなたのことを決して嫌いになった訳ではなかったとしても、一貫性の法則により首を縦に振りたくないということです。
頑固でプライドの高い男性の場合は特に一貫性の法則が強く表れるので、基本的に別れてからすぐに復縁を迫るのは控えましょう。
【後悔に気付くのは1か月後】別れてから元カノのことを再評価する
男性はよほど酷い別れ方でない限り、別れてから少し時間が経つと
「何だかんだで、素敵な人だった」
「あぁいう人を大切にしておいた方が良かったのかもな」
「自分がもう少しこうしていれば、乗り換えられたかもな」
等々、何らかの後悔が押し寄せてくるものです。
この段階で「(やっぱり)復縁したい」というレベルにまで至るかは人によりますが、彼女と別れた寂しさや後悔は時間差で実感する場合が多いと言えます。
そして元彼が何らかの後悔や寂しさを実感するまでは復縁を迫ったり、アプローチをかけても良い結果は得られないので、いわゆる「冷却期間」が必要になるわけです。
「その間に新しい彼女ができてしまうかもしれない」と、焦るのは危険です。復縁に限らず、焦っても良いことは何もありません。
本当にその元彼が好きで復縁したいのであれば、新しい彼女ができただけで諦める必要もないですし、そんな逆境から復縁を実現させることも可能です。
目安としては最低1か月ですが、状況に応じて前後するので表面だけの数字にこだわらないようにご注意ください。
【独占欲】一度付き合った元カノにはいつまで好きでいて欲しい
都合の良い話に思われるかもしれませんが、男性は一度付き合った女性に対し、
「いつまでも(自分のことを)忘れないで欲しい」
「いつまでも(自分のことを)好きでいて欲しい」
「いつまでも(自分のことを)頼って欲しい」
という心理的傾向があります。こういった部分が「男性の方が女性よりも女々しい」と言われる所以です。
男性にとっても女性にとっても、「元恋人同士」というのは上手く言えない、微妙な関係ですよね。
「友達以上恋人未満」という表現も、男性の「自分のことを好きでいて欲しい」という気持ちの一環と言えるでしょう。
「付き合う気はないけど、自分を嫌わないで欲しい」というのも、かなり勝手な話ではないでしょうか。
しかし、この心理的傾向をうまく利用して復縁活動を有利に進める方法があります。
それは、「元彼の目が届く範囲で他の異性と仲良くして嫉妬心を刺激する」という方法です。
別れてから少し時間を空けて、元彼が後悔や寂しさを感じ始めたタイミングで「元カノが自分以外の男と仲良くしている」という光景を目にすれば、復縁において良い効果が期待できます。
SNS等で繋がりがあれば、充実した日々の写真等を投稿するのも意外と効果的です。
【距離感】男は手が届きそうで届かないものを欲しがる
もし元彼の方から復縁を迫られたとしても、飛びつくような勢いでよりを戻すのはリスクがあります。
何故ならば尻尾を振って安心感を与えると元彼は思い上がり、「都合の良い存在」のように扱ってしまう可能性があるからです。
復縁してからもより良い関係を長く続けていくには、「手が届きそうで届かない」という距離感を意識してみてください。
そうしなければ、元彼から見れば「いつでも復縁できる都合の良い女」になってしまうので、「復縁したい」という望みが叶ってもそこに幸せがあるのかが、怪しいです。
元彼が諦めてしまわないようにバランスが大事ですが、何でも言うことを聞いてしまうとまさに「都合の良い女」なので、反応を見つつ加減を調整してみましょう。
【ロミオとジュリエット効果】元彼に新しい彼女がいた時の心理と対処法
万が一、元彼に新しい彼女がいた場合は一見絶望的な状況と思われがちですが、別れてからの関係性、やり方次第では大逆転を起こすことができます。
恋愛において人間は障害や困難があると逆に燃え上ってしまう、「ロミオとジュリエット効果」と呼ばれる心理的傾向があるのです。
要する、周りに反対されたり、手が届きそうで届かない距離感などの方が恋愛感情は燃え上ります。
友人には交際を反対されやすい、束縛の激しい彼女や遊びの激しい不誠実な彼氏と中々別れない人は、まさにロミオとジュリエット効果が働いているのです。
なので、もし復縁したい元彼に新しい彼女がいる場合は、別れさせたいが為に新しい彼女を否定したりするのは完全に逆効果なのでご注意ください。
元彼と復縁したいのであれば、むしろ新しい彼女を褒めるぐらいが適切な対応です。
元彼の新しい彼女を否定するということはその人を選んだ元彼自身の否定にも繋がりますし、時として完全に悪役のようなポジションになりかねません。
新しい彼女を選んだ元彼の意志も尊重しつつ相手も褒めることこそ、単なる相談相手という立場から復縁に結び付ける為の最適な方法と言えます。
ここで元彼が新しい彼女に対して不満を抱いていれば、より大きな効果が期待できるでしょう。
まとめ
今回ご紹介した4つの男性心理を復縁活動で上手く利用する方法をまとめると、
・別れてから最低1か月程度は連絡を取らず、会うのも控える
・連絡を取ったり再びアプローチをかけるなら最低1か月は空ける
・別れても人生を楽しんでいる状況を元彼に認知させる
・「復縁したい」と思っているのを元彼に確信を抱かせず、距離感を意識する
・元彼に新しい彼女がいた場合は、相談役になって応援する
ということになります。
別れてからも元彼を想う気持ちが本物であったとしても、残念ながらただ気持ちをぶつけるだけでは上手くいかないものです。
決して自分を偽るのではなく、あくまで復縁を実現する為に粘り強く、タイミングを伺うのがベストではないでしょうか。