一度別れてもどうしても忘れられない、「やっぱりあの人じゃないとダメ!」と思えるような人って、人生でそう何度も出逢えるわけではありません。
むしろ、そういった人に巡り合えない人だって少なくないでしょう。
そこまで真剣に愛せる人なら、どうにかして復縁を叶えたいですよね。
でも、ちょっと待ってください。
彼と復縁するにはまず、おさえておくべきポイントを知っておきましょう。
まずは冷却期間を設けつつ、別れた原因を明確にする
いくら「復縁したい!」という気持ちが募ったからといって、別れて3日後に「やり直そう」とアプローチするのはどう考えても無茶な話ですよね。
お互いにまだ冷静になれていない状態でそんなことをしても、関係がいっそうこじれる恐れさえあります。
復縁を望むのなら、まずは適切な冷却期間を置くことが重要。
そして「なぜ別れなければならなかったのか」を分析しましょう。
もし自分に非があったのなら、素直に認めること。
ちょっと苦しい作業になるかと思いますが、同じことの繰り返しを避けるため、復縁して今度こそ幸せになるために欠かせないプロセスです。
努力次第で解決できる問題なのかを考える
別れの原因は1つとは限りませんが、自分の、あるいは双方の努力によって解決できることかどうかを見極めましょう。
ケンカした勢いで別れてしまった、などであれば、素直に謝ることで復縁できる可能性も大。
しかし、「なんとなく合わない」「価値観や性格の不一致」などのぼんやりした理由で別れたのであれば、そこはしっかり考える必要があります。
「どんな場面・相手のどんな発言で合わないと感じたのか」
「お互いのどういう部分が一致しないのか」
など、原因を突き詰めてみてください。
また、何度言っても彼が浮気を繰り返す、彼の暴力や暴言が原因で別れたような場合は、残念ながら解決は見込めません。
あなた自身の幸せが遠のいてしまう恐れがありますから、復縁を目指すのではなく新たな恋を探すことをおすすめします。
以前と変わらなければ復縁は成功しない
ちょっとシビアな言い方ですが、復縁というのはゼロからのスタートでなく、マイナスからのスタートだと覚悟しておく必要があります。
何かしら嫌な部分やネガティブな感情があって別れたわけですから、それをそのままにしていたのでは、いくら彼にアプローチしたところで「また同じことを繰り返すだけでは……」と思われてしまいます。
復縁するには、自己改革が不可欠なのです。
「新しい自分」だと認識してもらう必要がある
「新しい自分」と言っても、単に「今日から心を入れ替えました」と自己申告するだけでは人の心は動かせません。
結局のところ、行動で示すしかないのです。
その最初の一歩として、別れた後に彼へ謝罪のメールを送るのがおすすめ。
別れた原因について自分に非があるところは謝り、「一緒にいられて楽しかった、ありがとう」などとお礼を伝えるのがポイントです。
これを実行することで、彼の中でのあなたの印象が格段に良くなります。
そして彼と会える状況にあるなら、まず外見の変化を見せることも効果的。
ダイエットだったり、ヘアスタイルやメイクを変えたりしてイメージチェンジを図るのが有効です。
また、姿勢を良くしたり言葉遣いを変えたりするのも効果あり。
ちょっとした心がけで相手に与える印象がガラリと変わります。
元彼に「あれ?前と違う」と改めて興味を持ってもらえたら、復縁に一歩近づくことができるのです。
男性に「復縁したい」と思わせるには
元彼に「やっぱり、一緒にいて心地いいな」「誰よりもわかってくれる」と思わせることが、「復縁したい」という気持ちを呼び起こすトリガーとなります。
逢ったり話したりできる機会が持てたら、”彼を喜ばせる”ことに注力してみてください。
・仕事など、彼が頑張っている部分を褒める
・彼の興味を引きそうな話題や情報を提供する
・たとえ興味がなくても、楽しそうに彼の話を聞く
また、弱っているところにつけこむ……と言ったら人聞きが悪いですが、彼が落ち込んでいるときに優しくしてあげることで復縁できる可能性が高まります。
「別れた原因を解決できている」ことが大事
別れた原因を分析したら、それを解決するために行動しましょう。
自分が変わるだけでは解決できない場合、彼に「二人でこういうふうにしよう」と前向きな提案を。
その際、決して無理強いしてはいけません。
あくまでもあなた自身が前向きな姿勢を示すことが大切なのです。
復縁を実現する際のNGアクション
いくら彼への想いが募っていたとしても、相手の気持ちや事情もおかまいなしに猛アタックしてしまっては逆効果。
かえって警戒されたり避けられたりと、悲しい結果になりかねません。
そうならないためにも、元彼と復縁するには絶対NGな行動を知っておきましょう。
しつこくつきまとう
どうしても、もう一度会って話がしたい――。
メッセージを送っても既読がつかない――。
そんな状況下では、気持ちがあせってしまうのもわかります。
しかし、彼の自宅や職場にアポなしで突撃なんていうのは完全にアウト。
警戒されたりストーカー認定されたりしないためにも、逢いたい気持ちはぐっとこらえてください。
また、食事などに誘っても断られてしまう場合は、いったん引いて様子を見るのが賢明です。
ダメ出しをする
たとえば久しぶりに元彼と逢えて、それなりにフランクな雰囲気になれたとき。
つい気が緩んで「そういうところがダメなんだよ」などと言ってしまっては、復縁は難しくなると心しておきましょう。
せっかくの楽しい気持ちに水を差してしまっては、「よりを戻したい」と思ってもらえなくなってしまいます。
馴れ馴れしい接し方
一度付き合った仲だし……と思う気持ちはわかります。
でも、彼女だった頃のような距離感で接すると、彼のあなたへの印象が悪くなる恐れが。
別れた後には「自分は彼の特別な存在」というきっぱり意識は捨て去らなくてはなりません。
よそよそしくする必要はありませんが、友達のようなさっぱりとした態度で接するのがベストです。
まとめ
「復縁ってやっぱり難しいかも……」と不安になってしまったかもしれません。
けれども、彼を好きな気持ちがあるのなら、やり直したいと強く望む気持ちがあるのなら、心の声に従ってみるべき。
それに、彼に新しい恋人ができてしまった後ではさらにハードルが上がってしまいます。
そうなってから「やっぱりあのとき素直になればよかった」と悔やむより、結果はわからなくても自分の気持ちに正直に行動したほうが後悔は少ないはずです。
それでは復縁に向けて動き出す前に、もう一度ポイントをおさらいしておきましょう。
これらを心がければ、彼との復縁も決して不可能ではありませんよ。
復縁は0でなくマイナスからのスタートだと理解する
復縁を実現させるには、相応の努力が必要となります。
冷却期間を設け、その間に自分を磨き、彼との関係をまた作り上げていく覚悟があるかどうかをしっかり見極めましょう。
一番重要なのは「別れた原因を解決」する
復縁するには、別れた原因をそのままにはできません。
自分に非があれば素直に認め改善する、彼とじっくり話し合うなど、別れの原因を解決するのが最重要課題です。
感情だけで考え、判断するのは危険
「好き」という気持ちだけで突っ走るのではなく、まず優先すべきは彼の気持ちです。
「復縁したい」と彼に思ってもらえないことには、幸せな結果にたどり着けません。
復縁するには、自身の感情をコントロールできる冷静さと、相手への思いやりが何よりも大切です。