まっさらな状態から関係を構築するより、時としてハードルが高いのが復縁。
しかも、浮気などの異性トラブルやケンカ別れをした場合は、ゼロからのスタートどころかマイナスからのスタートだと覚悟しなくてはなりません。
しかし、一度は心を通わせ合った者同士だからこそ、やり方やタイミング、シチュエーション次第では、愛を取り戻すことも決して不可能ではないのです。
それでは、実際に復縁を経験した方々の体験談を男女別にご紹介しましょう。
女性が元彼と復縁したきっかけ
男友達との写真をSNSに投稿/ Hさん(20代女性)
Hさん
彼と別れた後、「見返したい」って気持ちがあったんです。
それで、男友達と食事に行ったときの写真をSNSに上げてみたら、それを見た彼から「彼氏できた?」とLINEが来て。
素直に「ただの男友達だよ」と否定したけど、やっぱり気にしてくれてるんだって思うと嬉しかったです。
それがきっかけで、彼からときどきLINEが来るようになって、食事に行ったりもしたと思います。
何回かそういうことがあってから「やっぱりもう一度やり直したい」と言われてよりを戻しました。
それで、男友達と食事に行ったときの写真をSNSに上げてみたら、それを見た彼から「彼氏できた?」とLINEが来て。
素直に「ただの男友達だよ」と否定したけど、やっぱり気にしてくれてるんだって思うと嬉しかったです。
それがきっかけで、彼からときどきLINEが来るようになって、食事に行ったりもしたと思います。
何回かそういうことがあってから「やっぱりもう一度やり直したい」と言われてよりを戻しました。
――うまく彼の嫉妬心や独占欲に火をつけたことが、復縁のきっかけになったパターンです。
彼の中にもまだ彼女への未練があったからこそ、他の男性の存在を匂わせる写真が気になってたまらなかったのでしょう。
もしSNSをやっている場合は、異性の存在を匂わせるような意味深な写真をアップするなどして、試してみる価値はありそうですね。
占い師のアドバイスどおりに……/ Iさん(30代女性)
Iさん
彼の性格的に復縁は難しいだろうなと思ってました。諦めきれず食事に誘ったりしていたんですが、反応は微妙。“わらにもすがる思い”って感じで占い師に相談したら、「彼の誕生日がチャンス」と言われました。
なので、彼の誕生日になった瞬間にLINEで「お誕生日おめでとう」と送ったんです。なかなか既読がつかなかったからそのまま寝ちゃったんですけど、起きたら彼から「ありがとう。ところで、今日会えない?」って返信が。別れても誕生日を祝ってくれたのが嬉しかったそうです。その後何度か食事したりして会うようになって、復縁することができました。
なので、彼の誕生日になった瞬間にLINEで「お誕生日おめでとう」と送ったんです。なかなか既読がつかなかったからそのまま寝ちゃったんですけど、起きたら彼から「ありがとう。ところで、今日会えない?」って返信が。別れても誕生日を祝ってくれたのが嬉しかったそうです。その後何度か食事したりして会うようになって、復縁することができました。
――バースデーメッセージなら正当な理由があるから送りやすいですし、相手も自然に受け取ってくれるでしょう。
よっぽど酷い別れ方でない限り、嫌な気分になることはまずありません。
それに、別れても自分のことを忘れずに気にかけてくれている相手のことは、なんだかんだ好感を持てるもの。
結果、みごと占い師の言ったとおりになったのですね。
仕事を頑張ったのがきっかけでした/ Sさん(30代女性)
Sさん
復縁のきっかけ、というほど特別なことではないんですが、仕事を頑張ったことでした。
元彼とは職場恋愛だったので、別れてからも会ったり話したりすることは結構あって、それも復縁に有利だったかなと思います。
彼には未練のある様子は見せず、職場ではそれまで以上に仕事を頑張るようにしました。
あと、おせっかいにならないように注意しつつ、彼が大変そうなときはフォローしたり。逆に、困ったときは彼に相談したり。そんなふうにあくまで“同僚として”、しばらくの間つかず離れの距離感で接してたら彼から食事に誘われて、「やっぱり好きかも」って言われました。
元彼とは職場恋愛だったので、別れてからも会ったり話したりすることは結構あって、それも復縁に有利だったかなと思います。
彼には未練のある様子は見せず、職場ではそれまで以上に仕事を頑張るようにしました。
あと、おせっかいにならないように注意しつつ、彼が大変そうなときはフォローしたり。逆に、困ったときは彼に相談したり。そんなふうにあくまで“同僚として”、しばらくの間つかず離れの距離感で接してたら彼から食事に誘われて、「やっぱり好きかも」って言われました。
――別れてからも変わらず自分に優しくしてくれて、なおかつ意欲的に仕事をこなす彼女の姿が、彼の気持ちを動かしたというパターンです。
それに、大変なときにフォローし合えたり、困ったときに頼ったり頼られたりできる相手というのはなかなか貴重な存在。
だからこそ、「やっぱりこの人と一緒にいたい」と思わせることができたのでしょう。
男性が元カノと復縁したきっかけ
いったん引いて、優しい言葉をかけるようにした/Aさん(30代男性)
Aさん
元カノとよりを戻したくて、「やり直そう」って言っても3回くらい振られました(笑)
さすがに絶望的かなと思い始めたんですが、その頃ちょうど彼女が仕事で悩んだり落ち込んだりしてたから、「無理すんなよ」とか「つらかったら話聞くよ」ってLINEだけするようにして。そしたらそのうち彼女のほうから食事に誘ってきて、その後わりとあっさり復縁しました。
さすがに絶望的かなと思い始めたんですが、その頃ちょうど彼女が仕事で悩んだり落ち込んだりしてたから、「無理すんなよ」とか「つらかったら話聞くよ」ってLINEだけするようにして。そしたらそのうち彼女のほうから食事に誘ってきて、その後わりとあっさり復縁しました。
――諦めずに粘り勝ちというパターンですが、かたくなだった彼女の心を解きほぐすきっかけとなったのは「やっぱりこの人なら自分を大切にしてくれる」と思える優しい言葉だったのでしょう。
自分の欲求をぶつけるような情熱的なアプローチよりも、相手の立場で物事を考え、相手がどんな言葉を求めているか、自分に何ができるかを考えることが、復縁への近道と言えそうです。
共通の友達に協力してもらった/Sさん(20代男性)
Sさん
別れてから、元カノと会う機会がありませんでした。家も遠いし職場も違うし、「会おう」って言うのは何となく気まずいというか、断られそうで言い出せませんでした。
でも共通の友達はいたので、ちょっと協力してもらって、僕が別れたことをすごく後悔してること、復縁するためにダメなところを直そうと頑張ってることをさりげなく元カノに伝えてもらったんです。
そしたらしばらくして彼女から連絡が来て、「実は私も別れたのを後悔してた」って言われて、すぐ復縁することになりました。
でも共通の友達はいたので、ちょっと協力してもらって、僕が別れたことをすごく後悔してること、復縁するためにダメなところを直そうと頑張ってることをさりげなく元カノに伝えてもらったんです。
そしたらしばらくして彼女から連絡が来て、「実は私も別れたのを後悔してた」って言われて、すぐ復縁することになりました。
――実はお互い復縁の意思はあったのに、どちらも言い出せなかったというケースです。
確かに、面と向かって気持ちを伝えるのは勇気がいるもの。
そんなときは友人に協力してもらうのも一つの手だと言えますね。
それに、「俺は復縁のために頑張ってる!」と直接言われるより、第三者から聞いた情報のほうが信憑性が増すという心理的効果もあります(ウィンザー効果と呼ばれるものです)。
久しぶりに会った彼女がすごく綺麗になっていて……/Tさん(30代男性)
Tさん
別れて2ヵ月くらい経った頃、彼女から「借りてた本を返したい」って言われて会うことになったのが復縁のきっかけです。
久しぶりに会ったら、彼女がすごく綺麗になってて……正直、驚きました。新しい彼氏でもできたのかと思って聞いたら、そんなんじゃないと言われてホッとして、そのとき自分がまだ彼女に未練があると気づいたんです。
それに、やっぱり話したら楽しいし、なんだかんだ言って居心地がいいなと思って。それで復縁したいって気持ちになってきて、彼女にそう伝えました。
久しぶりに会ったら、彼女がすごく綺麗になってて……正直、驚きました。新しい彼氏でもできたのかと思って聞いたら、そんなんじゃないと言われてホッとして、そのとき自分がまだ彼女に未練があると気づいたんです。
それに、やっぱり話したら楽しいし、なんだかんだ言って居心地がいいなと思って。それで復縁したいって気持ちになってきて、彼女にそう伝えました。
――復縁の王道パターンとも言える、「逃がした魚は大きかった」と感じてよりを戻したというケースです。
本を返したいと言ったり見違えるほど綺麗になっていたりした点から見て、おそらく彼女のほうに復縁の意思があったのでしょう。
そのおかげで男性のほうも自分の中に彼女への未練があることに気づけたようですね。
このように、男性が「復縁したい」と思うきっかけというのは案外単純だったりするのです。
まとめ
占いに頼る、バースデーメッセージを送る、共通の友人に協力してもらうなど、ここまで紹介してきたように、復縁のきっかけは実にさまざまです。
でも、どんな原因で別れたにせよ、今がどんな状況であるにせよ、行動しないことには何も始まりません。
復縁したい気持ちがあるなら、チャンスを待ってばかりではなく、とにかく自分からきっかけを作ること。
思いついた方法をどんどん試してみましょう。
小さな行動が大きな変化を呼び起こす可能性は十分にあるのです。